県民・有権者のみなさまへ 三重県知事選を終えて
2021年9月12日
県民本位のやさしい三重県政をつくる会
2021年三重県知事選挙で、岡野恵美候補にご投票いただいた県民・有権者のみなさまに心から感謝申し上げます。
選挙結果は、岡野氏の得票は96,317票(得票率17.6%)を獲得。投票率が過去2番目に低い37.9%のなか、前回やさしい会候補の得票を25,660票延ばし、2000年以降では過去最高の得票率となりました。超短期決戦のもと、残念ながら私たちの力量不足から当選することはできませんでした。
しかし、岡野候補の訴えが届いたところでは大きな反響が寄せられ、SNSの活用や、演説会に代わってオンラインでの交流などを通じて、県民のみなさまから県政の転換を求める強い期待の声が寄せられました。
とりわけ新型コロナウイルス対策では、濃厚接触者でもPCR検査をせず、自宅療養の名のもとで、治療を受けられず亡くなる方や、妊婦が流産するなど、政治の責任による悲惨な事件も続き、三重県の不十分なコロナ対策に対する県民のみなさまの厳しい意見が大きく広がりました。
今回の選挙は、現職知事が、衆議院選挙へ自民党から立候補するために急きょ実施された知事選挙でしたが、新型コロナウイルスの感染爆発とも言えるなか、県民の命を守ることに専念すべき時に辞職する無責任な姿勢について、改めて厳しく指摘しておかなければなりません。
また、「とこわか国体・とこわか大会の中止」や「社会的検査」の実施など、岡野候補の掲げた政策が、選挙期間中に実現したのも今回の選挙の特徴です。科学的知見をもとに、県政を先取りした訴えが県政を動かしました。
私たちは、今回かかげた4つのチェンジ(①「いのちと暮らしを守る県政に」、②リニア中央新幹線推進より「生活交通の重視を」、③風水害や南海トラフ地震対策「防災、復興、被災者支援の充実を」、④自公政権追随の県政から「県民が主人公の県政に」)、6つの重点政策をかかげ、誰もが安心して暮らせる三重県政の実現をめざし、引き続き県民のみなさまと力を合わせていく決意です。
以上
※前回知事選との比較:図をクリックすると表とグラフをダウンロードできます。