「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」(辻井良和会長、15 団体)は5日 、三重県庁で記者会見し、8月26 日告示・9月 12 日投開票で調整が進められている三重県知事選に岡野恵美氏(69)=無所属新、日本共産党推 薦=を擁立すると発表しました。
知事選は鈴木英敬知事の衆院三重4区への出馬に伴うもの。会見で岡野氏は、直前に鈴木知事宛てにコロナ感染拡大のもとでの「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の中止を申し入れたことを報告。医療や公衆衛生の充実、PCR検査体制の強化や、コロナ禍で影響を受ける人々の救済措置など、命を守る県政への転換を訴えました。
記者から鈴木知事の任期途中での辞職について問われ、岡野氏は「極めて無責任。コロナ感染が三重県でも拡大する中での国政転身だが、県民のことをどう考えているのか」と批判しました。
岡野氏は、コロナ対策以外でも、貧困などセーフティーネットからはみ出している人への社会保障充実や、リニアなど大型開発よりも身近な地域交通の充実などを述べ、「県民の暮らしを大切にする三重県にしたい」と決意を語りました。
辻井会長は、県民の要求に基づく政策を前面に訴えて支持を広げ、勝利への展望を開きたいと話しました。
※同日、県民本位のやさしい三重県政をつくる会は、拡大幹事会を開催し、超短期決戦のため、選挙事務所を、日本共産党三重県委員会におき(電話 059-246-5855)
8月21日(土)午後5時 事務所開き
を確認しました。密を避けるため、各加盟団体から2名までの参加でお願いします。
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