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コロナから命を守るための緊急提言

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やさしい会は24日、新型コロナの感染拡大をうけて「新型コロナから命を守るための緊急提言」を発表し、鈴木英敬知事あてに提出しました。全文は、以下のとおりです。

鈴木英敬知事殿

コロナから命を守るための緊急提言

                                                       2021年8月24日

                              県民本位のやさしい三重県政をつくる会

                                                                           岡野恵美

日頃のコロナ感染対策に敬意を表します。

新型コロナ感染は、400人を超え爆発的な拡大を示し、知事は、緊急事態宣言の発出と国体の中止を要請しました。8月22日には、感染432人、自宅待機が2379を超え、病症利用率が56%超え、重症率も23%近くなり、県民は、まさに危機的状況です。

 全国では、自宅待機から、持病を持つ40代のおかあさんが亡くなる、また妊産婦が、感染し自宅待機で、救急入院もできず、小さな命が奪われる、悲惨なことも起きています。

また三重県では、濃厚接触者がPCR検査をすぐに受けられない事態も生まれています。

つきまして、次の点を緊急に提案します。

1、症状に応じて、必要な医療をすべての患者に提供する。

・「自宅療養」の方針から、症状に応じて必要な医療をすべての患者に提供することを大原則にすること

・限られた医療資源を最も効率的に活用することを考慮して医療機能を強化した宿泊施設、臨時の医療施設、大規模に増設、確保を求めます。そのとき、三重国体に予定している施設を宿泊施設に活用し、自宅療養による家庭内感染を防ぎます、

・入院病床さらに確保すること、在宅患者への往診、訪問看護など在宅医療を支える体制を抜本的に強化すること

・三重県が責任もって、医師。看護師を確保する。すべての医療機関を対象に減収補填と財政支援にふみきり、安心してコロナ診療にあたれるようにする。

・コロナ治療の最前線で日夜奮闘している医療従事者を始め、宿泊療養施設や臨時の医療施設の、訪問診療に携わる医療従事者を含めて、すべての医療従事者に対する待遇の抜本的改善をする

・妊産婦に対しての特別の対策を打つこと。

2、感染伝播の鎖を断つために大規模検査を実行する。

感染伝播の鎖を断つために「いつでも、誰でも、何度でも」の立場で、従来の枠にとらわれず大胆かつ大規模に行う。

・感染拡大が、顕著になっている事業所、学校、保育園など、学童クラブなどに対する大規模検査を三重県が主導して実行する。

・行政検査を抜本的に拡充するとともに、事業者、学校、保育園など、学童クラブなどが行う集団検査におもいきった補助を推進する

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